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スノードロップ・クローバー外観  社会福祉法人せらぴは、苫小牧地域の精神障がい者の就労や生活を支援すること目的して平成8年3月に設立されました。
  就労支援 センターSnowdrop・Cloverは、平成22年9月に「CARE CENTER アルドール」から事業所を独立し、現在 は「就労継続支援B型事業」を行っています。
  様々な活動を通して、地域への貢献や近隣住民と交流を深め、障がい者への理解を促進するとともに、就労や生活の支援その他必要に応じた個別ケアを行います。

就労支援継続B型事業

就労経験のある障がい者に対して、就労の機会を提供するとともに、ご本人の力を引き出すことを目的に必要な福祉サービスを行います。
  特にスノードロップの「クラブハウスモデル」に力を入れています。

クラブハウスモデル「スノードロップ」

就労支援継続B型事業

「スノードロップ」におけるスタッフの役割

スノードロップにおけるスタッフの役割は、メンバーを指導することではありません。
  スタッフはメンバーを同僚として考えながら、協働で仕事を共に行い、自信のない人を励ますためにいるのです。スタッフはパートナーであり、メンバーの潜在する力(エンパワメント)を引き出すことをその役割として期待されるのです。

「スノードロップ」の活動

スノードロップは地域に根ざした活動を行っています。具体的には、インターネットカフェ運営に必要となるプログラム活動や、ピアサポーターなどのアウトリーチ事業への関与、生活する場を保障するための居住サポート、スキルアップのための研修プログラムなどを行っています。

(1)インターネットカフェの運営事業

インターネットカフェの事業(役割を担うプログラム)は、スノ―ドロップを運営するために必要な仕事をメンバーとスタッフ双方で役割を分担し、一緒に行うものです。
  スノ―ドロップは、地域に根ざした運営や活動を行っているので、プログラム内容も個々の生活上のスキルを高めるものになります。
  基本的な仕事は次のようなものです。

  • ①ミーティング(毎日)
  • ②スノードロップ内の清掃
  • ③新メンバーに対する
     オリエンテーション
  • ④接客、軽食作り
  • ⑤在庫管理、商品の発注
  • ⑥ブログ等による情報発信
  • ⑦電話対応、レジの締め
  • ⑧見学者の案内など

店内

(2)過渡的雇用(チャレンジプログラム)

過渡的雇用は保護された環境での就労ではなく、実社会の職場で働くことに意味があるとしています。また、本人の働きたいという意思を何よりも大切にします。そのため、過去の就労経験での成功、失敗、病気の体験などに左右されることはありません。過渡的雇用は企業とメンバーが契約するのではなく、企業とクラブハウスが契約を行い、仕事を確保します。まず、スタッフが仕事内容を習得し、その内容をメンバーに伝え、教えます。仕事内容は明確なもので、多くがパートタイムです。仕事に従事しているメンバーが何らかの理由により欠勤する場合、他のメンバーもしくはスタッフが代わりに入り、仕事を円滑に進めます。より多くのメンバーが実社会での職場を経験するために、過渡的な雇用の支援をします。(今後の活動予定)

(3)週末等のプログラム(レクリエーション)

クラブハウスでは仕事の機会に加えて、週末の親睦会やレクリエーションプログラムも提供します。これらの活動は、クラブハウス内または社会の中で行われます。運動などを楽しみ、その中で新たな仲間を増やします。(現在はアルドールGと合同で実施)

(4)アウトリーチ(友愛活動)

メンバーがクラブハウスから足が遠のいたり、入院などをした場合、手紙や電話、訪問したりする“アウトリーチ(友愛活動)”を行います。アウトリーチを受けたメンバーは「自分の居場所がある」ということを感じるのです。また、その目的はメンバーの参加を励ますだけではなく、困難な時期に陥っている際に手助けを必要としているメンバーのための支援も意識しているのです。

(5)ピアサポーターなどの育成

メンバーは地域において安全かつ快適に生活する権利を持っています。クラブハウスは仲間の地域生活の定着に向けて必要な手助けをします。そのためのピアサポーターやピアヘルパー、コンシューマースタッフの育成を行います。

これまでの「スノードロップ」の活動について

スノードロップは日本財団の助成を受けて、平成18年9月に拠点整備をして開設しました。日本国内では未だ少ない「クラブハウスモデル」を活動プログラムに入れながら、メンバーと主軸とした事業として今日まで活動を続けています。
  スタート当初より5名~6名とメンバーは少ないですが、クラブハウスの活動理念に沿いながら、ゆっくりとした足どりですが着実に前進しています。平成18年度は、延べ578名(開所日数140日)が、平成19年度は1,125名(開所日数240日)がメンバーとして活動しています。東京の町田市の「クラブハウスはばたき」を見学して学習会をしたり、他のグループとの合同ミーティングや体調を崩したメンバーへの相互支援など、クラブハウスの理念に基づいた活動に向けて、一歩一歩ですが、確かな歩みを続けています。

アルドール外観2

クラブハウスの理念、哲学は独特のものであるといえます。しかし、多くのプログラム、サービスはその人の病状や障害のレベルをはかり、その人に対する限度や限界を決めてしまっています。
  しかし、クラブハウスはその人に対する期待は大きく、仲間との関係、仕事、地域生活における有意義な機会などを選択することが可能となり、彼らの力を限りなく信じることを大切にしています。